第七期地域政策デザイナー養成講座修了

November 27, 2016

半年間の第七期地域政策デザイナー養成講座が終わりました。

 

優勝できなかったから悔しいけど、その評価でここで学んだ事の価値が下がるわけでもない。それよりも何よりも、今年、私は初めてチューターとして関わり、本当に勉強になりました。チームの皆さんには、この感謝だけを伝えたい。

 

かつて第四期受講生として関わる中で学んだことを、今回のチームメンバーと再体験しました。しかもその気づきの深さたるや、三年前の比ではなかった。

 

つまり、チームによるフィールドワークでの仮説検証を通して得た結論を、ロジックとパッションでもって「政策」や「ビジネスモデル」に落とし込むこのプロセスからの学びです。我々もそうだったけど、最初はこれがとにかく分からない。

 

政策に関して全くの素人である受講生には、この得体の知れない「地域政策」を、ダイバーシティ溢れるメンバーで作るという「無理難題」が与えられます。

 

チームが決まり、メンバー同士コミュニケーションを重ねる中で、何度も意見の相違が起こります。その際、所属組織で形成されたバイアスが、時に理性を鈍らせます。

 

そこで時に本気の喧嘩を重ね、行政、企業人、教育者、学生、NPOなどの様々な立場のアイデアが融合し、やがて、一つの政策提言にまとまる。このプロセスの中に、「地域政策デザイナー」になるための全ての学びがあるのです。

 

それは例えば以下のような。

 

リーダーを見極めて、積極的にフォロワーとなるのか、あるいはリーダーを目指すのか。

メンバーは自分のモチベーションをどうキープするのか。あるいは、脱退の道を選ぶか。

チーム内での自分のポジションを定め、チームの総合力を最大化するために自分に何ができるか。

自分の意見が通らない時、どうするのか。

ただ理性で反対するのか、多数派を作るのか、メンターの後ろ盾を活用するのか。

ノイジーマイノリティがサイレントマジョリティを押してないか?

この方向で行くと言った約束が、ひっくり返るのは何故なのか?

未知の分野の情報をどのように集めるのか。

ネット、論文、新聞、専門家、ユーザーインタビューなどの情報ソースの取り方とまとめ方。

政策と経済の関連性、技術シーズと社会ニーズの関係性を把握し、産官学連携によるエコシステム構築を目指す。

言うは易し行うは難しの、この理想をどう実現するのか。

政策提言の発表では、このパッションをどのような形で伝えるのか。

オーディエンスの気を惹くためのプレゼンテーションをどうつくり込むか。

 

書き出すとキリがありません。

これら全ての総合力がチームのパフォーマンスを決め、最終提言の形を作るのです。本当によくできた講座だと思います。ここで半年過ごした人は、共に甲子園を目指す野球少年のような「同志」となります。

 

地域ごとにニーズや環境が違うのだから、政策は中央だけで一律に決めるものではない。だから地域に住むダイバーシティ溢れる志高きメンバーが、自分たちの環境に必要とされる政策を、自ら立案できるようになる事が重要。これが地域政策デザイナーが目指すべき、「本来の形」であると私は思います。

 

そういう意味で、我々のチームは良くやったと思う。九州の強みである農業というフィールドで、ドローンというイノベーションに着目。オープンデータに関する国全体の問題点を指摘。さらに実証実験から確信したソリューションを社会実装するため、政策とビジネスプランの両面から提案した。

 

だから、一片の悔いも無し!!本当にありがとう!感謝以外の気持ちは無いです。ここでの一時的評価はいらない、社会の中で行動を起こし実行することこそが、永遠の評価となるのだから。このチームワークなら実現できる。感動をありがとう。

 

 

 

 

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