「空のディベロッパー」始めます!世にも珍しい、空を売買するサイト sora:share β版 をリリースしました。
具体的には、土地所有者がドローンユーザに「上空使用権」を販売するためのシェアリングエコノミー。
一見、かなりクレイジーなアイデアですが、大真面目です。現行の民法上、他人の土地上空で無許可にドローンを飛ばす事はグレーです。しかし、それではドローンの利活用が進まない。
特にドローン物流のように空にルートを通す際、飛ばす空の下の全土地所有者に了解を取って回るわけにもいかない。そこで逆転の発想のビジネスモデルを考えました。上空を飛ばしてよいと考える土地所有者側が登録できるようにして、それを繋げて空に道を作ろうではないかと。
しかもその空の道に、世界に唯一の固有名を付けるようにしました。それが「スカイドメイン」です。そう、インターネットのドメイン名と同じです。インターネットのドメインはsorashare.co.jpのように、co.jpが固定されていて、その前に任意のドメインをつけることができます。
スカイドメインでは、sorashare:fo:skyのように : (コロン=ドッツと呼ぶ)で分けて表記します。fo:skyは地域で固定されています。foは福岡の略称です。設定可能なのは、その前のsorashareの部分。
このようにスカイドメインを設定する事で空域の特定を簡便にし、空中使用権を流通しやすくするのが狙いです。
ちなみにこのスカイドメインは、世界唯一のものですから、インターネット上のドメインと同じで早い者勝ち。良いドメイン名を他者に取られないように、先に登録しませんかという提案です。
現在、sora:shareのβ版では、このスカイドメイン登録を募集しています。3ヶ月の無料登録期間を経て、それ以後のフェーズでは本格的にドローンユーザとのマッチングを行います。
そして、sora:shareのロゴは地球を繋ぐ空の道を表していますが、まさに空は陸と違って全部繋がっています。
つまり、グローバル展開が可能。その最初のターゲットは、お隣の台湾です。明日から、SLUSH TOKYOに参加するわけですが、そこではすでに台湾の投資家とのアポイントが入っています。

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