「ドローン防災士」のコンセプト

ゼロから始める防災士学習日記(防災士教本を参考)、

第二講「防災士の役割」。

今日のテーマは防災士の役割ということなので、もしも防災士がドローンを使いこなせたら(ドローン防災士)…という観点で勉強していきたいと思います。

そのために、まず防災士とは何かというところから見ていきましょう、これは日本防災士機構が定義しています。

防災士:防災士とは“自助”“共助”“協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを、日本防災士機構が認証した人です。

次は、本講のメインテーマである、防災士の役割です。

教本の中では防災士に期待される役割を以下の5点としています。

1.地域・社会の防災リーダーとして主体的な行動

2.ネットワークのつなぎ役

3.継続的活動

4.企業、行政などにおける活動

5.想像力を鍛える

これらの役割を頭に入れつつ、今回は私の専門分野であるドローンを絡めて考えていきます。

ただここで理解すべきは、ドローンもただのツールだという事です。災害時のニーズに無理矢理、ドローンを絡める必要は無いのですが、それでも敢えてドローンを加味していくことはご容赦ください。

【災害時のドローン防災士】

災害が起こってしまうと、ついその被害者意識から国や地方自治体に頼ってしまいますが、まず自分の命や、家族、地域は自分で守る[1.地域・社会の防災リーダーとして主体的な行動]。それが大前提です。

災害時、皆がパニックになり思考停止してしまう中、いかに主体的に災害に向き合えるか、それが防災士のリーダーシップです。

自分や周囲の無事を確認した後は、現地の状況を確認する必要が有ります。ここでドローンが役に立ちます。「ドローン防災士」の動きの事例を挙げます。

1.現地の危険箇所をドローンで安全な場所から確認。

2.ドローンにスピーカーをつけて被害箇所に情報提供。

3.ドローンによる医療物資、緊急物資の搬送。

4.その他、災害種別ごとにソリューション有。

(地震、風水害、火山噴火、大火事)

このように[5.想像力を鍛えて]、様々なドローン活動を考え、準備しておかなければなりません。被災した中でドローンを飛ばすには、かなりの熟練オペレーションが必要です。そこで平時の準備が非常に大切になってきます。

【平時のドローン防災士】

平時の防災士の役割においては、[2.ネットワークのつなぎ役]、[3.継続的活動]、[4.企業、行政などにおける活動]という、これらの地道な活動が重要になると考えます。

平時から、地域が連携して助け合うという共助の仕組みがあれば、災害時にもそのチームワークが機能して、うまくいくでしょう。ではこれをドローン活用という視点から見たらどうでしょうか。

現状のドローン使用に関する国内動向を見ると、様々な規制により個人でのドローン活用が制限される方向に進んでいます。逆に産業活動においては、その導入を急ぐ動きもあります。

つまり、平時においても有事においても、地域がドローンを活用するためには企業と連携しながら、トレーニングや災害訓練を行うことが近道なのです。

そこで平時の「ドローン防災士」の役割としては、以下のような施策を提案します。

1. 地域でドローン勉強会やデモを行い、関心を持ってもらう。

2. 地域の警察や消防団と連携し、防災訓練を行う。

3. 地域の防災に積極的な企業を巻き込み、有事対応を考える。

以上、もしドローンを操縦できる防災士「ドローン防災士」がいたら、どのような活動を行うか、想像してみました。これがまさに、防災士に求められる役割の5番目、[想像力を鍛える]の実践かもしれませんね。

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