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ICAOとUTMの国際連携

ICAO(国際民間航空機関)という団体があります。国連組織の一つで、航空機に関する国際仕様を管理する団体です。先月福岡市の派遣団で参加した、Startup Thailand 2019でのご縁で、ICAOのアジア太平洋地域の支部代表にご挨拶させて頂きました。


ICAOのアジア太平洋地域統括オフィスは、なんとバンコクにあります。その関連でタイ国はICAOと連携して、アジアパシフィックエリアにおける国際航空の戦略的開発を支援していくそうです。


今後、航空法によって規定された航空機領域と、地上に近い部分を飛行するドローン領域の境界はどんどん曖昧になり、カオスになっていく中で、国を超えた調整が必要になってきます。その時代には、ICAOのような国際機関の役割が大きくなっていくと考えられます。


世界を見渡せば、各国内においてもUTM(ドローンの管制システム)が乱立している現状の中、さらに国際連携まで持っていくのは至難の技ですが、これをクリアしない限り、国際間におけるシームレスなドローン事業の連携は実現しません。


「世界中の空を利用可能にする」というミッションを掲げる弊社のsora:shareにとっても、興味深い分野です。




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