昨日は九州ドローンコンソーシアム、2018年度総会でした。6つのWGからの報告と、来期計画及び理事再任の承認を得ました。教育、AI、インフラ点検、農林水産、防災、観光という分野で、ドローンの利活用を社会課題の解決に繋げます。
教育WGでは数ヶ月後には、操縦士訓練100名が修了し、団体として国交省認定講習団体への格上げを予定。また、通常の操縦士に加えて、災害調査、計測撮影など新しい教育分野へも進出します。
AI WGではインフラや農林水産WGと連携して、各種データ解析や自動運航など、最新テクノロジーを駆使した、ソリューションの開発に取り組みます。
インフラ点検WGでは、会員に九州を代表するインフラ企業が揃っている事を強みとして、各種フィールドでの実証実験からビジネスモデルの構築にチャレンジします。
農林水産WGは人口減少により衰退する地域の一次産業の労働生産性を高めるため、各地の自治体と連携して現場の声を聞きながら最適なソリューションを見出します。
観光WGは、ドローンの一番の強みである空撮を軸とした新コンセプト、ドローンツーリズムの潮流を作ります。インバウンドも含めたマーケティング調査、事業パッケージ構築を始めます。
防災WGでは平時のドローンオペレーションで培ったノウハウをベースに、自治体からの要請のもと、災害調査支援を組織的に行う枠組みを整備します。
また、グローバル展開としては、福岡市の姉妹都市であるボルドーの航空宇宙産業の中心的組織、Technowestとの一層の連携が決まっています。
FDCの支援のもと、設立から一年半で軌道に乗り始めています。
メンバーの本気度と多様性において、他に類を見ないグローカルエコシステムが形成されました。今後一層、九州地区のドローン産業発展に寄与すべく、メンバーと疾走します。