今日で仕事納め。今年1年のドローン業界のニュースを総復習している。
この年末年始で、2018年度の展望をイメージするためだ。
新たなイノベーションが現れてから、それが社会において活用されるようになるまで、ある程度のタイムラグが生じる。その技術の最適な活用方法が、見出されるまで時間がかかるため。企業や行政は、それに合わせて社会のあり方を変える必要がある。
日本国内では、2015年度12月にドローン関連の航空法法整備されて以来、丸2年が経ったことになる。その間、さまざまな試行錯誤が行われてきた。
弊社や九州ドローンコンソーシアムで行ってきた数々の実証実験もその一つだ。特にコンソーシアムでは、農林水産、インフラ点検、観光、防災、教育、AI、これら6つのワーキンググループで、各産業においてのドローンの可能性を見つめてきた。
法整備から3年目を迎え、2018年度はいよいよドローン社会実装の年であると、本気で考えている。正直、私が考えていたよりもはるかに遅いペースで事は進んでいる。
しかしスピードも大切だが、より大きな歯車を動かすためにはそれなりの準備が必要であることを今回勉強させてもらっている。まさに、一進一退の様相だ。
特にドローンのように規制が厳しいものについては、行政の各省庁や様々なビジネスプレーヤーと連携しながら、事業化を狙っていくしかない。業界最大手でさえ、一企業単体では何もできない。
もちろん、これらのプレイヤーはそれぞれに利害関係があり、全てをwin winの関係にもっていくには、慎重な調整が必要になる。私の感覚として九州ドローンコンソーシアムにおいては、ようやくその準備が整ったように感じる。
私個人でいうと、今年は良くも悪くも「潜伏」の年だったように思う。しかし来年は、「真っ向勝負」の年にしたい。そのためにもこの年末年始は、自分の心に蠢動する様々なアイデアをビジョン化するために使いたい。
まとまりがなくなってしまったので、最後に仕事納めのご挨拶。
今年一年お世話になった皆様、有り難うございました。よいお年をお迎えください。
来年一緒に働く皆さん、共に「真っ向勝負」でいきましょう!
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